1. 結論サマリー
理学療法士・作業療法士は「年収の天井」「供給過剰」「開業権なし」という構造的な行き詰まりを抱えており、副業希望率73%に対して実際の副業収入は月1-3万円にとどまる。「やりたいのに道がない」状態。
転職サイトは20社以上あるが、すべて「同じ診療報酬の箱の中で職場を変える」だけで根本解決にならない。ここにCOMPASSが「転職ではなく、新しい道」として入る余地がある。
PT/OTが持つ解剖学・運動学の国家資格レベルの知識は、ボディメイクコーチとしての圧倒的な武器になる。ただし、本人がその価値に気づいていないケースが多い。訴求の核は「あなたの専門知識を、別の角度から活かす方法がある」という再定義。
ファネルはVSL型。既存の「趣味の筋トレを仕事に」という訴求を捨てるのではなく、その手前に専門職向けの「入口」(ターゲットコール + 意味づけ)を付ける2層構造で設計する。
2. 前提整理
本設計書のスコープ
| 項目 | 内容 |
| 対象セグメント | E(専門職):理学療法士・作業療法士 |
| 担当 | ビズム(代理店として運用) |
| ファネル | VSL型(Meta広告 → LP → LINE登録 → VSL動画(新規1本) → 個別面談 → 成約) |
| 制作範囲 | 設計書(本書)→ VSL台本 → LP台本 → CR設計。VSL/LPの制作実装はCOMPASS側 |
| 位置づけ | テスト枠。CPA資料通り(¥5,000以下目標)。追加で取れたら上振れ要素 |
| 除外 | 整体院(個人オーナー・勤務者)→ オフライン獲得で別動(デモ3件進行中) |
全体設計書との関係
全体設計書(初版)ではビズム担当を「セグメントC:既存トレーナー/専門職」として一括定義していたが、COMPASS運用マニュアル(v14)でセグメントが5分割に拡張され、「C = トレーナー」「E = 専門職」に分離。本設計書はセグメントEに特化する。
商品(全セグメント共通)
| プラン | 価格(税別・2026年〜) | 備考 |
| Boost | ¥1,248,000 | 専属コーチ6ヶ月伴走。メイン商品 |
| 通常 | ¥848,000 | 動画講座+推進プログラム+Slack+個別添削 |
| Connect | ¥98,000 | ダウンセル。動画教材+月1回シェア会 |
3. 市場環境分析
3-1. ターゲットプールの規模
| 指標 | 理学療法士(PT) | 作業療法士(OT) | 合計 |
| 有資格者数 | 約21万人(2024年) | 約10万人(2024年推計) | 約31万人 |
| 年間新規合格者 | 約10,000人 | 約5,000人 | 約15,000人 |
| 平均年齢 | 34.7歳 | 同等 | - |
| 40歳以下の割合 | 約72% | 同等 | - |
出典:日本理学療法士協会統計(2025年3月末現在)、厚労省需給分科会資料(2019年)
ターゲットプールは31万人。毎年1.5万人ずつ増加する「入口が広い」市場。20-30代が中心で、Meta広告のリーチ対象年齢と合致する。
3-2. 収入の構造的問題
| 指標 | 数値 | 出典 |
| PT/OT平均年収 | 444万円 | 令和6年賃金構造基本統計調査 |
| 日本の給与所得者平均 | 478万円 | 国税庁 |
| 差額 | -34万円 | - |
| 20-24歳 | 341万円 | 同上 |
| 55-59歳(ピーク) | 約610万円 | 同上 |
年収が上がらない構造的理由:
- 診療報酬制度の壁:リハビリは1単位20分で点数が決まっている。新人でもベテランでも「同じ時間 = 同じ売上」。スキルが報酬に反映されない
- 診療報酬の引き下げ傾向:少子高齢化で国の医療費負担が増加 → 報酬自体が下がる → 医療機関が昇給原資を持てない
- 開業権がない:理学療法士及び作業療法士法で「医師の指示の下」が前提。理学療法士として独立開業は法律上できない
→ インタビュー(ゆうさん):「頑張っても給料に反映されない固定給制度」「院長になっても年収500万が上限」はこの構造の直接的な体験談。
3-3. 供給過剰問題(2040年問題)
| 年 | 供給数(推計) | 需要数(推計) | 供給/需要比 |
| 2018年 | 約22.4万人 | - | ほぼ均衡 |
| 2040年 | 約46.5万人 | 約31万人 | 約1.5倍 |
出典:厚労省 医療従事者の需給に関する検討会 第3回PT/OT需給分科会(2019年4月)
養成校の増加に伴い質のばらつきも指摘されている。「今は食えているけど将来が不安」という層が確実に存在し、年を追うごとに拡大する。
3-4. 副業意識と実態のギャップ
| 指標 | 数値 | 出典 |
| 医療・福祉の副業実施率 | 9.9% | パーソル総合研究所(2025年) |
| 医療従事者の副業経験率 | 約33%(現在20.4% + 過去12.5%) | 日経メディカル調査 |
| 30代以下の副業希望率 | 73.3% | 同上 |
| 副業認可されている医療機関 | 28.6% | 同上 |
| 月間副業収入の最頻値 | 1-3万円(22.6%) | 同上 |
→ 副業「したい」は7割超。しかし実際にできている人の収入は月1-3万円程度。「やりたいけど手段がない」状態。
→ インタビュー(ゆうさん):「副業を考えたことがない人が大多数」「理想はあるが何から始めればいいか分からない」
3-5. 転職市場の飽和
PT/OT向け転職サイトは主要なものだけで20社以上(PTOT人材バンク、PTOTSTワーカー、マイナビコメディカル等)。求人数は各社17,000-21,000件。
ただし転職サイトが提供するのは「同じ診療報酬制度の中での職場移動」。訪問リハビリ・介護施設など活躍の場は広がっているが、年収の天井構造は変わらない。
→ ここにCOMPASSが入るポジション:「転職(同じ箱の中の移動)」ではなく「新しい道(箱の外に出る)」
3-6. SNSリーチの現実性
PT/OT特化のSNS利用率調査は見当たらないが、参考データとして:
- 日本全体のInstagram利用率:20代 78.0%、30代 70.5%(総務省調査)
- 医師のInstagram利用率:51.8%(研修医含む)
PT/OTの平均年齢34.7歳・40歳以下72%という年齢構成を考慮すると、Instagram/Facebook(Meta広告面)でのリーチは十分に可能と推定。
4. 競合分析
4-1. 競合マップ
PT/OTが「現状を変えたい」と思ったときの選択肢を整理する。
| カテゴリ | 具体例 | 提供価値 | COMPASSとの差 |
| 転職サイト | PTOT人材バンク、マイナビコメディカル等 | 同業界内の職場移動 | 年収の天井構造は変わらない |
| パーソナルトレーナー養成(対面) | Dr.トレーニングスクール | 対面主体・ジム就職が出口 | オンライン完結ではない。「就職」が前提 |
| パーソナルトレーナー資格(通信) | キャリカレ、BODYMAKE検定 | 資格取得 | 資格を取って終わり。収益化サポートなし |
| 臨床スキルアップ系 | リハノメ、リハオンデマンド、PT協会eラーニング | 臨床スキルの向上 | 収入構造は変わらない。「もっと良いPTになる」が目的 |
| 自費整体・パーソナルジム開業 | 個人で開業 | 独立 | 法的グレーゾーン。集客・営業の知識が必要だが独学 |
| コーチング系スクール | 各種コーチングスクール | コーチングスキル | ボディメイクとの掛け合わせなし。差別化が弱い |
4-2. ホワイトスペース(COMPASSが埋めるポジション)
既存の選択肢が埋めていない領域:
「今の国家資格を活かしながら」×「オンライン完結で」×「副業から始められて」×「体系的にビジネスも学べる」
- 転職サイト → 資格は活かすが収入構造は同じ
- トレーナー養成 → 対面就職前提。副業向きではない
- 臨床スキルアップ → 収入は変わらない
- 独立開業 → リスクが高い。集客・営業は独学
COMPASSは「ボディメイク知識 + コーチングスキル + 集客・営業・ビジネス」を体系的に提供し、「オンライン完結」で「副業から段階的に」始められる。ここが競合にない独自ポジション。
5. ターゲット設計・ペルソナ
5-1. ターゲット定義
| 項目 | 内容 |
| 職種 | 理学療法士(PT)・作業療法士(OT) |
| 年齢 | 25-40歳(中心は28-35歳) |
| 性別 | 男女問わず(ただし初期テストは男性中心) |
| 勤務形態 | 病院・クリニック・介護施設等に雇われ勤務 |
| 年収 | 300-500万円(中央値444万円) |
| 筋トレ習慣 | あり/なし両方を含む(訴求で分ける) |
| 除外 | 整体院勤務者・個人オーナー(オフライン獲得で別動) |
5-2. ペルソナ:2タイプ
ペルソナA:筋トレ好きのPT/OT(インタビュー実証済み)
| 項目 | 内容 |
| イメージ | ゆうさん(PT 9年目・31歳)、そうちゃんさん(柔整・20代後半) |
| 筋トレ | 週3-5回。フィジーク大会出場レベルもあり |
| 動機 | 「好きな筋トレを仕事にしたい」が根底にある |
| 現状の不満 | 年収の天井、時間の拘束、やりがいの停滞 |
| COMPASSへの反応 | 「趣味の筋トレを仕事に」がそのまま刺さる |
| 推定ボリューム | 少数派(仮説。PT/OTで筋トレ習慣がある人は一部) |
| 訴求の調整 | 既存訴求 + 「PTの知識が武器になる」という意味づけ |
ペルソナB:筋トレ習慣がないPT/OT(市場の大多数。要リサーチ継続)
| 項目 | 内容 |
| イメージ | 30代前半・PT 5年目。まじめに臨床に向き合ってきた |
| 筋トレ | なし、または軽い運動程度 |
| 動機 | 「今の仕事は好きだけど、収入と将来が不安」 |
| 現状の不満 | 年収が上がらない、将来の供給過剰が不安 |
| COMPASSへの反応 | 「筋トレを仕事に」は刺さらない。「体の知識を別の形で活かせる」が入口 |
| 推定ボリューム | 多数派(仮説。今後のインタビューで検証) |
| 訴求の調整 | 「解剖学・運動学の知識 = ボディメイクコーチの素養」という再定義が必要 |
5-3. ペルソナの検証状況
| ペルソナ | 検証状態 | 備考 |
| A(筋トレ好き) | インタビュー2名で実証 | 既存訴求の延長で対応可能 |
| B(筋トレなし) | 未検証(仮説段階) | 今後の追加インタビューで検証予定 |
→ 初期テストではペルソナAを主軸に設計し、ペルソナBの訴求は追加インタビュー後に拡張する戦略を推奨。
6. コアコンセプト
一言コンセプト
「転職ではなく、新しい道。」
国家資格の知識を、診療報酬の箱の外で活かす。
今の仕事を辞めずに、オンラインで始める、ボディメイクコーチという選択肢。
コンセプトの根拠
| 根拠 | データ |
| 転職サイトは20社以上あるが構造は同じ | 市場調査 |
| 副業希望73%だが月1-3万止まり | パーソル/日経調査 |
| 開業権がなく独立の道が限られる | PT/OT法 |
| 「独立しよう」は刺さらない | インタビュー(ゆうさん):独立志向は低い |
| 「今の仕事を続けながら+α」が求められている | インタビュー + 市場データ |
コンセプトが解決する問題
転職 → 同じ箱の中で職場を変えるだけ(年収構造は同じ)
独立 → リスクが高い。法的制限もある
副業(パーソナルジムバイト等) → 体力労働の上乗せ。月1-3万
↓
COMPASS → 「オンライン × ボディメイクコーチ × 体系的ビジネス教育」
= 今の仕事を続けながら、診療報酬に縛られない収入源を作る道
7. ポジショニング戦略
ポジショニングステートメント
「年収の天井」と「将来の供給過剰」に不安を感じる理学療法士・作業療法士に対して、COMPASSは「国家資格の知識を武器に、オンラインで新しい収入源を作る道」を提供する。
転職サイト(同じ業界内の移動)やパーソナルトレーナー養成スクール(対面・就職前提)とは異なり、COMPASSは「ボディメイク × コーチング × ビジネス教育」をオンライン完結で体系的に学べる唯一のスクール。
差別化の3本柱
| 柱 | 内容 | 競合との違い |
| 1. 知識の再定義 | PT/OTの解剖学・運動学の知識がボディメイクコーチの武器になる | 転職サイトは「同じ知識を同じ場所で使う」。COMPASSは「同じ知識を別の場所で使う」 |
| 2. オンライン完結 | 副業として今の仕事を続けながら始められる | トレーナー養成は対面・フルタイム前提。開業はリスクが高い |
| 3. 体系的ビジネス教育 | 集客・営業・セールスまで一貫して学べる | 臨床スキルアップ系は「もっと良いPTになる」が目的。ビジネス面の教育がない |
価格の正当化ロジック
| 比較軸 | 内容 |
| 転職のコスト | 職場を変えても年収+50万がせいぜい。構造は変わらない |
| パーソナルジムバイト | 週1.5日で月10-20万の事例あり。ただし体力労働 |
| COMPASSの投資回収 | Boost ¥1,248,000。月5万の副業収入で約25ヶ月で回収。クライアント獲得が加速すれば1年未満 |
| ゆうさんの実績 | 1年6ヶ月でクライアント13名・累計売上397万円(投資回収済み) |
8. 訴求軸設計
8-1. 訴求の2層構造
| 層 | 役割 | 内容 |
| 第1層:ターゲットコール | 「自分のことだ」と止まらせる | 「理学療法士・作業療法士のあなたへ」「年収444万円の天井を感じていませんか」 |
| 第2層:意味づけ | 「新しい道がある」と気づかせる | 「あなたの専門知識は、ボディメイクコーチとして圧倒的な武器になる」 |
→ 第1層で止まらせ、第2層で「転職でも独立でもない、第3の選択肢」を提示する。
8-2. 訴求軸一覧(優先順位付き)
| 優先度 | 訴求軸 | 内容 | 根拠 |
| 1 | 知識の再定義 | 「今の知識+αで、新しい価値を提供できる」 | インタビュー2名で実証。「自分の強みを別の角度から再定義してもらえた感覚」(そうちゃんさん) |
| 2 | 収入の天井突破 | 「診療報酬に縛られない収入源」「月5万からスタート」 | 市場データ:年収444万、天井構造。ゆうさん:「月5万を必ず稼げるという具体的な数字が刺さった」 |
| 3 | 今の仕事を続けながら | 「辞めなくていい。副業からオンラインで始められる」 | インタビュー:「独立志向は低い」「安定を捨ててパーソナルトレーナーへの転職は無理と判断」 |
| 4 | 将来への保険 | 「2040年、PT/OTは需要の1.5倍に。今のうちに第2のスキルを」 | 厚労省需給推計。将来不安を持つ層への訴求 |
| 5 | 体系的な学び | 「ボディメイク + コーチング + 集客・営業を一貫して学べる」 | 競合分析:資格取得だけ、臨床スキルだけの競合にないCOMPASSの独自価値 |
8-3. 訴求軸の使い分け(ペルソナ別)
| ペルソナ | メイン訴求 | サブ訴求 |
| A(筋トレ好き) | 「好きな筋トレ×専門知識で新しい収入源」 | 収入の天井突破 + 体系的ビジネス教育 |
| B(筋トレなし) | 「解剖学・運動学の知識が武器になる新しい道」 | 将来への保険 + 今の仕事を続けながら |
→ 初期テストはペルソナAメインで設計。CRのバリエーションでペルソナBも検証。
9. メッセージ体系
9-1. コアメッセージ
「あなたの専門知識は、病院の外でも求められている。」
9-2. サブメッセージ(ファネル段階別)
訴求の出し分けはファネルの段階で制御する。CR/LPではMetaポリシーに抵触しない「スキル・キャリア文脈」で訴求し、具体的な収入訴求・実績数字・ビフォーアフターはLINE登録後のVSLで展開する。
| ファネル段階 | メッセージ | 出せる情報 | 出さない情報(次段階へ) |
| CR(広告) | 「体の専門家だからこそできる、新しい働き方」 | ターゲットコール、課題提起(天井・将来不安) | 具体的な収入額、COMPASS名、実績数字 |
| LP | 「転職サイトでは見つからない、第3の選択肢」「今の仕事を辞めずに、オンラインで始める」 | 新しい道の概要、USP、権威性(メディア掲載等)、LINE登録CTA | 具体的な月収事例、受講費用、ビフォーアフター |
| VSL(専門職向け新規1本) | 「診療報酬の天井を超える。ボディメイクコーチという新しい道」「解剖学・運動学の知識が、そのまま武器になる理由」 | 具体的な収入実績(ゆうさん397万等)、再現性の根拠、受講者の声、カリキュラム詳細 | 費用詳細(面談で) |
| 個別面談 | 「あなたの場合、どう始めるか」「月5万からの具体的なロードマップ」 | プラン・費用・個別の始め方 | - |
→ CR/LPは「興味喚起 + 教育の入口」に徹し、VSLで本格教育。この設計によりMetaポリシーのマネーメイキング系リスクを回避しつつ、訴求力を維持する。
9-3. NG表現・注意事項
| NG | 理由 | 代替 |
| 「独立しよう」「脱サラ」 | 独立志向は低い。リスク回避層がメイン | 「今の仕事を続けながら」 |
| 「簡単に稼げる」「楽して月100万」 | まじめな国家資格者には逆効果。信頼を損なう | 「月5万からスタート」「体系的に学べる」 |
| 「資格は無駄」「PTはオワコン」 | 誇りを持って資格を取った層。否定は反発を生む | 「今の知識を、別の形で活かす」 |
| 「筋トレしなくても大丈夫」(直接的) | 既存受講生への矛盾。COMPASSのブランドにも影響 | 「身体の実績がなくても始められる」(COMPASSの既存USP) |
| 収入保証を示唆する表現 | Metaポリシー + 景表法リスク | 実績の紹介にとどめる |
10. ファネル設計
10-1. 確定ファネル
Meta広告(CR)
→ LP(専門職向け新規制作)
→ LINE登録(CTA:無料動画 or 診断等)
→ VSL動画(専門職向け新規1本)
→ 個別ロードマップ作成会(面談)
→ 成約
全体設計書のVSLファネルに準拠。VSLは専門職向けに新規1本を制作する(確定)。LP・CRも専門職向けに新規制作。ファネル全体で訴求の一貫性を確保する。
10-2. 各段階の設計方針
| 段階 | 設計方針 | 備考 |
| CR | 第1層(ターゲットコール)で止まらせる。ポリシー安全圏の表現のみ | 画像CR + テキストCR。3-5本制作 |
| LP | 第2層(意味づけ)で教育。専門知識の再定義 → 新しい道の提示 → LINE登録CTA。収入訴求はVSLへ | 専門職向け新規LP。6セクション程度(オプトLP型) |
| LINE登録特典 | 要設計。「PTが新しい収入源を作るロードマップ」等 | COMPASS側と協議 |
| VSL | 専門職向けに新規1本制作(確定)。ここで具体的な収入実績・ビフォーアフター・カリキュラム詳細を展開 | ビズムが台本作成 → COMPASS側が制作 |
| 面談 | 既存のロードマップ作成会 | 専門職の場合のトークポイントを追加 |
10-3. 制作の優先順位と順序
ファネル制作の順序原則に従い:
1. 本設計書の確定(訴求軸・ターゲット・メッセージの合意)
2. VSL台本(専門職向け新規1本。教育の中心コンテンツ)
3. LP台本(VSLの訴求軸に合わせて設計。ポリシー安全圏で設計)
4. CR設計(LP・VSLと一貫した訴求。ポリシー安全圏で設計)
5. LINE特典・シナリオ設計
10-4. LINE配信シナリオ(骨子)
LINE登録 → VSL視聴の間のドロップがボトルネックになりうるため、配信シナリオの骨子を設計しておく。詳細はCOMPASS側の既存LINE運用に合わせて調整。
| タイミング | 配信内容 | 目的 |
| 登録直後(即時) | 特典コンテンツ配布 + VSL動画への導線 | 熱量が最も高い瞬間を逃さない |
| 登録翌日 | VSL未視聴者へリマインド(「まだご覧になっていない方へ」) | 初日で見なかった層の回収 |
| 登録3日後 | 追加コンテンツ(例:PT/OTの成功事例ショート)+ VSL再案内 | 興味を維持しつつ再誘導 |
| 登録7日後 | 面談CTAの直接案内(VSL視聴済み者向け) | 視聴→面談申込の後押し |
→ VSL視聴率を計測できる仕組み(Utageのページ閲覧トラッキング等)があるかをCOMPASS側に確認。視聴/未視聴でシナリオを分岐できると効率が上がる。
11. 各媒体の役割定義
| 媒体 | 役割 | コンセプトとの接続 |
| Meta広告(CR) | 「自分のことだ」と止まらせる入口 | ターゲットコール(第1層) |
| LP | 「新しい道がある」と教育し、LINE登録に導く | 意味づけ(第2層)+ COMPASSの紹介 |
| LINE | 信頼構築 + 動画視聴への誘導 | 特典で「自分ごと化」→ VSLへ |
| VSL(専門職向け新規1本) | 本格教育。ボディメイクコーチの可能性を体感させる | コンセプトの深掘り + 面談への動機づけ |
| 個別面談 | 「あなたの場合」の具体化 → クロージング | 個別ロードマップ作成 |
12. 信頼資産の使い方
使用可能
| 資産 | 使い方 | 注意 |
| 受講者703名(2025年12月) | LP・VSLで社会的証明 | 専門職の割合は不明。「703名」は全体数として使用 |
| 通常プラン76.5%が4ヶ月以内に収益化 | 訴求の裏付け | 「あなたも」ではなく事実としての提示 |
| Boost 89%収益化・平均78万円 | 面談でのクロージング材料 | LP段階では「再現性が高い」程度にとどめる |
| ゆうさんの実績(PT・1年半で397万円) | 同職種の成功事例として最も強力 | ご本人の許諾確認が必要 |
| そうちゃんさんの実績(柔整・半年で開業) | 隣接職種の成功事例 | 同上 |
| メディア掲載(朝日/日経/産経/Yahoo) | LP権威性セクション | - |
| 「ボディメイクコーチ」商標(登録第6885688号) | LP差別化 | - |
| フィットネスサミット2024主催 | LP権威性 | - |
慎重運用
| 資産 | 理由 |
| 「月収100万」等の高額実績 | 専門職は現実的な数字を求める。過大に見える可能性 |
| 「身体の実績がなくても」 | 筋トレ好きペルソナAには不要。ペルソナBには有効だが表現に注意 |
| 「サラリーマッチョニッシー」の名前 | 専門職にとっては「フィットネスインフルエンサー」がどこまで権威になるか要検証 |
13. 広告テスト方針
13-1. テスト角度
| テスト# | CR訴求 | ターゲティング | 検証仮説 |
| 1 | ターゲットコール型:「理学療法士のあなたへ。年収の天井を感じていませんか」 | 興味関心:理学療法 + フィットネス | 専門職 × 筋トレ好き(ペルソナA)への訴求力 |
| 2 | 知識の再定義型:「体の専門家だからこそできる、新しい働き方」 | 興味関心:理学療法 + 副業・キャリア | 専門知識の再定義がどこまで刺さるか |
| 3 | 将来不安型:「2040年、PT/OTは1.5倍に。今のうちに第2のスキルを」 | 興味関心:理学療法 + 転職 | 将来不安訴求の反応 |
13-2. CR素材方針
| 形式 | 内容 | 本数 |
| 画像CR | ターゲットコール + 1メッセージ。テキスト量は抑える | 3本(テスト角度1-3に対応) |
| テキストCR(広告テキスト) | 本文で教育。「診療報酬の壁」「開業権の制限」等の具体的ペインに触れる | 各画像に2パターン |
| 動画CR | 検討(COMPASS側にゆうさん等の素材があれば活用) | 要協議 |
13-3. ターゲティング設計
| 項目 | 設定 |
| 年齢 | 25-40歳 |
| 性別 | 男性(初期テスト) |
| 興味関心 | 理学療法、作業療法、リハビリテーション、解剖学 + フィットネス/パーソナルトレーニング/副業 |
| 除外 | 既存顧客リスト(COMPASS提供) |
| 類似 | 既存成約者の類似1%(初期) |
| 配置 | Advantage+(Meta推奨に従う) |
リーチ規模の事前検証:配信開始前にMeta広告マネージャーで上記ターゲティングの推定リーチを確認する。PT/OTは31万人だが、「理学療法」等の興味関心には患者・学生・家族も含まれるため実リーチの精度は未知数。推定リーチが小さすぎる場合(目安:月間リーチ5万人未満)、フリークエンシー高騰 → CPM悪化のリスクがあるため、類似オーディエンス拡張やブロード配信との併用を検討する。
13-4. テスト運用ルール
| 項目 | 基準 |
| 日予算 | ¥20,000/日(広告費¥610,000 ÷ 30日) |
| 判断基準 | CPA ¥5,000以下で継続、¥5,000-8,000で改善検討、¥8,000超で訴求変更 |
| テスト期間 | 各CR最低7日(学習期間確保) |
| 勝ちCRの横展開 | CPA目標内で3日以上安定 → 予算増 or 新ターゲティングでテスト |
13-5. リターゲティング設計
ニッチターゲット × 高単価商材のため、1回の接触で動く人は少ない。プロスペクティング(新規リーチ)とリターゲティングの予算配分を設計する。
| フェーズ | プロスペクティング : リタゲ | 理由 |
| 初月(データ蓄積期) | 9 : 1 | リタゲ母数がないため新規獲得に集中 |
| 2ヶ月目〜 | 8 : 2 | LP訪問者・VSL視聴者データが蓄積される |
| 安定期 | 7 : 3 | リタゲの効率を見て比率を調整 |
リタゲ比率の判断基準:配信前にMeta広告マネージャーでリーチ推定を確認し、オーディエンスサイズで方針を決める。
| リーチ推定 | 方針 |
| 月間20万人以上 | 新規リーチに十分な余裕あり。プロスペクティング中心でOK。リタゲは最低限 |
| 月間5-20万人 | 上記テーブルの比率で運用。2ヶ月目からリタゲを本格稼働 |
| 月間5万人未満 | 新規リーチが早期に枯渇するリスク。リタゲの重要度が高い。接触済みユーザーを逃さない設計が必須 |
リターゲティング対象:
| オーディエンス | 配信内容 | 除外条件 |
| LP訪問者(LINE未登録) | 別角度のCR or 社会的証明CR(受講者数・メディア掲載) | LINE登録済みは除外 |
| LINE登録者(VSL未視聴) | LINE配信シナリオで対応(10-4参照) | - |
| VSL視聴者(面談未申込) | 面談CTA直接訴求のCR | 面談申込済みは除外 |
除外条件の実装方法:現状、LINE登録後のサンクスページは存在しない。LINEボタンクリックをGTM経由でMetaピクセルにイベント(Lead等)として送信しているため、除外はURLベースではなくイベントベースで設定する。
| パターン | カスタムオーディエンスの除外設定 |
| サンクスページあり | サンクスページURLにアクセスした人を除外 |
| サンクスページなし(本案件) | Leadイベント(LINEクリック)を実行した人を除外 |
13-6. クリエイティブ疲弊対策
ニッチオーディエンス × 月61万円の配信では、同じ人に繰り返し広告が表示されやすい。フリークエンシーが上がるとCTR低下 → CPA悪化につながるため、計画的なリフレッシュが必要。
| 項目 | ルール |
| 疲弊の判定基準 | フリークエンシー5以上 or CTRが初期値から30%以上低下 |
| リフレッシュ頻度 | 2-4週ごとに新CR投入(最低月2本追加) |
| バリエーションの出し方 | 3軸で回す:(1)コピー違い(訴求軸を変える) (2)ビジュアル違い(同じコピーで画像差し替え) (3)角度違い(テスト#1-3の別角度) |
| ストック運用 | 常に次のCR 2-3本を準備しておき、疲弊判定が出たら即投入 |
14. Meta広告ポリシー留意点
| リスク項目 | 内容 | 対策 |
| マネーメイキング | 「副業で稼ぐ」系はMeta審査で要注意 | 「収入」より「スキル」「キャリア」の文脈で訴求。具体的金額はLP内で |
| 個人属性の言及 | 「理学療法士のあなた」は個人属性への直接言及 | 「体の専門知識を持つ方へ」等、属性を間接的に表現する方が安全 |
| 収入保証 | 「月○万円稼げます」はNG | 「受講者の実績として」の形で事実提示 |
| ビフォーアフター | 収入面のビフォーアフターも審査対象 | 「可能性の提示」にとどめる |
→ 入稿前にナレッジカテゴリ1(ポリシー・審査)の全ファイルで突合チェックを実施する。
15. KPI設計
15-1. 逆算構造
COMPASS運用指示書(v5)のセグメントE枠に準拠。
| 指標 | 目標値 | 根拠 |
| 月間広告費 | ¥610,000 | 運用指示書v5:セグメントE = ビズム(VSL)¥61万円 |
| CPA(LINE登録) | ¥5,000以下(攻め目標) / ¥9,600(運用指示書基準) | 全体設計書 ¥5,000 / 運用指示書v5 ¥9,600 |
| 個別申込単価 | ¥106,700 | 運用指示書v5 |
| CPO(成約単価) | ¥333,000 | 運用指示書v5 |
| 個別面談申込率 | 9%(VSL保守値) | 運用マニュアルv14の転換率 |
| 面談実施率 | 80% | 同上 |
| 成約率 | 30%以上 | 同上(保守値) |
| 月間成約目標 | ~2件 | 運用指示書v5のテスト枠目標 |
15-2. シミュレーション(広告費¥610,000)
| 段階 | 運用指示書基準(CPA ¥9,600) | 攻め目標(CPA ¥5,000) | 楽観(CPA ¥3,500) |
| 広告費 | ¥610,000 | ¥610,000 | ¥610,000 |
| CPA | ¥9,600 | ¥5,000 | ¥3,500 |
| LINE登録数 | 64件 | 122件 | 174件 |
| 個別面談申込(9%) | 5.7件 | 11.0件 | 15.7件 |
| 面談実施(80%) | 4.6件 | 8.8件 | 12.6件 |
| 成約(30%) | 1.4件 | 2.6件 | 3.8件 |
| 成約単価(通常プラン) | ¥848,000 | ¥848,000 | ¥848,000 |
| 売上 | ¥1,187,200 | ¥2,204,800 | ¥3,222,400 |
| ROAS | 195% | 361% | 528% |
→ 運用指示書基準のCPA ¥9,600でも月1-2件成約でROAS 195%。CPA ¥5,000まで改善できれば月2-3件・ROAS 361%。
15-3. 判断マイルストーン
| 期間 | 判断ポイント |
| 配信開始〜2週間 | CPAの水準確認。¥8,000超なら訴求・ターゲティング変更 |
| 1ヶ月目 | 面談申込率の確認。VSLとの一貫性に問題がないか |
| 2-3ヶ月目 | 成約率の確認。テスト枠としての採算性判断 |
| 3ヶ月目以降 | スケール判断。予算増 or 訴求拡張(ペルソナB向け等) |
16. 制作ロードマップ
フェーズ1:設計確定(本定例〜1週間)
| # | タスク | 担当 | 備考 |
| 1 | 本設計書の壁打ち・方向性合意 | ビズム + COMPASS | 定例で議論 |
| 2 | VSLの構成・尺・撮影形式の合意 | ビズム + COMPASS | 新規1本制作は確定。具体的な形式を詰める |
| 3 | LINE特典の方向性決定 | COMPASS + ビズム | - |
| 4 | 追加インタビュー(筋トレなしPT/OT)の手配 | COMPASS | ペルソナB検証用 |
フェーズ2:台本制作(方針確定後〜2週間)
| # | タスク | 担当 | 備考 |
| 5 | VSL台本(専門職向け新規1本) | ビズム | COMPASSに渡して撮影・制作。ポリシー上CR/LPで出せない訴求をここに集約 |
| 6 | LP台本 | ビズム | VSL方針確定後に着手 |
| 7 | CR設計(3-5本) | ビズム | テスト角度に沿って |
| 8 | 広告テキスト | ビズム | CR画像と対 |
フェーズ3:制作・実装(台本確定後〜2週間)
| # | タスク | 担当 | 備考 |
| 9 | VSL制作(動画) | COMPASS | 台本ベースで制作 |
| 10 | LP制作(実装) | COMPASS | 台本ベースで制作 |
| 11 | CR制作(画像/動画) | ビズム or COMPASS | 要協議 |
| 12 | Metaポリシーチェック | ビズム | ナレッジカテゴリ1全ファイル突合 |
フェーズ4:テスト配信(制作完了後)
| # | タスク | 担当 | 備考 |
| 13 | Meta広告入稿・配信開始 | ビズム | テスト運用ルールに従う |
| 14 | 2週間レビュー(CPA確認) | ビズム | - |
| 15 | 1ヶ月レビュー(面談率確認) | ビズム + COMPASS | - |
| 16 | スケール判断(3ヶ月目) | ビズム + COMPASS | - |
打ち合わせで確認したい事項
| # | 確認事項 | 背景 | ビズム側の推奨 |
| 1 | VSLの構成・尺の方向性 | 専門職向け新規1本で制作確定。台本はビズムが作成。構成・尺・撮影形式についてCOMPASS側の意向を確認したい | 1本完結の動画を推奨。CR/LPでは出せない収入訴求・実績・ビフォーアフターをVSLで集中展開する設計 |
| 2 | ゆうさん・そうちゃんさんの事例をLP・CRで使用してよいか | 同職種の成功事例は最も強力な訴求材料 | 許諾が取れれば積極的に活用 |
| 3 | 追加インタビュー(筋トレなしPT/OT)の見込み時期 | ペルソナBの検証に必要 | 初期テストはペルソナAで開始し、インタビュー後にペルソナB訴求を追加 |
| 4 | 予算の運用方針 | 運用指示書v5で広告費月61万円と確定済み。初月から全額配信するか、段階的に上げるか | CRテスト期間(最初の2-3週間)は日予算を抑えて勝ちCRを見極め、その後フル予算に切り替えを推奨 |
| 5 | ターゲティングで「理学療法」「作業療法」の興味関心がMeta上でどこまで精度があるか | 職種指定の興味関心は精度が低い可能性 | 興味関心 + 類似オーディエンスの組み合わせでテスト |
| 6 | LINE特典の内容 | 専門職向けの特典を新規制作するか、既存特典を流用するか | 「PT/OTが副業で月5万稼ぐロードマップ」等、専門職向け新規が理想 |
| 7 | 「ボディメイクコーチ」という名称は専門職に刺さるか | 筋トレしていないPT/OTにとって「ボディメイク」が遠く感じる可能性 | インタビューで検証。LPでは「ボディメイクコーチ」に至るまでの文脈を丁寧に教育する |
| 8 | LINE登録後の配信シナリオ(既存運用との整合) | LINE→VSL視聴のドロップがボトルネックになりうる。既存のLINEシナリオがあるなら合わせたい | 登録直後にVSL導線 + 翌日リマインド + 3日後追加コンテンツの骨子を推奨(10-4参照) |
| 9 | VSL視聴トラッキングの可否 | 視聴/未視聴でLINEシナリオを分岐できると効率が上がる。Utage等でページ閲覧トラッキングが可能か | トラッキング可能なら視聴者→面談CTA、未視聴者→リマインドで分岐 |